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骨粗しょう症の検査・治療

当院で行っている検査

骨密度検査

骨の強さを判定するには「骨密度」が基本です。骨密度はDXA法やMD法、または定量的超音波測定法などがあります。骨粗しょう症のリスクが高いと判断された方は、4ヶ月に1度、腰椎や大腿骨頸部などの骨密度検査を行うようにしましょう。

骨代謝マーカーの検査

血液検査や尿検査で、骨がつくられたり溶け出したりする「骨代謝」のバランスを調べます。骨吸収と骨形成のバランスが崩れると骨は弱くなるため、これを調べることにより骨折のリスクなどが分かります。また、現在の数値に関わらず、骨代謝マーカーの高い人は骨量の低下速度が速いため骨折のリスクが高くなります。

X線検査

X線を使用する検査には、DXA法やq-QCT法などもあります。X線検査では、胸椎や腰椎のX線写真を撮影し、骨がスカスカになっていないか等、骨の状態や骨折の有無などを確認します。

身長測定

身長測定では、25歳時の身長と比較して、どのくらい身長が縮んでいるかを調べます。25歳の頃より4cm以上縮んでいる場合は、他の人と比較すると骨折のリスクが2倍以上高いと言われています。

当院で行っている治療

薬物療法

骨粗しょう症の治療の基本は薬物療法です。治療薬としては、「骨を作る薬」と「骨の吸収を抑える薬」、「骨の材料を補う薬」の3種類があります。患者さん一人ひとりに合わせた適切な治療薬をご提案させていただきます。お気軽にご相談ください。