ピロリ菌除菌なら四日市市のおきがみクリニック

ピロリ菌 PYLORI

ピロリ菌の除菌

ピロリ菌に感染していることで
胃がん
リスクがあがります

ピロリ菌とは、胃の粘膜に生息している細菌でヘリコバクター・ピロリといいます。
成人してからのピロリ菌感染はほとんど認めません。主に未就学児の小さなお子さんが感染しています。ほぼ12歳までに感染していると言われています。
近年、中学生を対象とした、ピロリ菌検査(尿検査)が始まりました。尿検査で陽性となった場合は、可能な限り二次検査を受けていただくことをお勧めします。

では、大人の感染が全くないのかというとそうではありません。
例えば、除菌後の再感染も1-3%程度あると言われております。検査による擬陽性なども考慮に入れても0%にはならないと考えています。大人になって、胃潰瘍や十二指腸潰瘍になる方、頻回に胃が痛いなど調子が悪い方は、ピロリ菌感染の可能性がありますので、検査をお勧めします。
近年は上下水道が整備されましたので、井戸水を使用することはなくなりましたが、井戸水を使用していた時代には、ピロリ菌感染が多かったと言われています。
ピロリ菌の感染が疑われる患者さんには、尿素呼気検査や迅速ウレアーゼ検査など患者さんに一人ひとりに合った検査方法で確認させていただきます。

※二次除菌療法を先に行う場合は自費診療となります。
※一次除菌が不成功の場合にのみ二次除菌は保険適用となります。
※一次・二次除菌でピロリ菌が除菌されなかった場合は三次除菌を行いますが、保険が適応されない自費診療となります。


下記に当てはまる方は
事前にお伝えください

  • 1. これまで飲んだ薬で、アレルギー症状を起こしたことのある方

  • 2. 抗菌薬を服用した際に、重篤なアレルギー症状を起こしたことのある方

  • 3. 抗菌薬や風邪薬で副作用を経験したことのある方

ピロリ菌の検査方法と検査内容

保険診療で、ピロリ菌の検査を施行する場合は、いずれも上部消化管内視鏡(胃カメラ)を施行して、「胃炎があり、ピロリ菌がいることが疑われる」ことが条件になります。

ピロリ菌とは、胃の粘膜に生息している細菌でヘリコバクター・ピロリといいます。

成人してからのピロリ菌感染はほとんど認めません。主に未就学児の小さなお子さんが感染しています。ほぼ12歳までに感染していると言われています。
近年、中学生を対象とした、ピロリ菌検査(尿検査)が始まりました。尿検査で陽性となった場合は、可能な限り二次検査を受けていただくことをお勧めします。

では、大人の感染が全くないのかというとそうではありません。
例えば、除菌後の再感染も1-3%程度あると言われております。検査による擬陽性なども考慮に入れても0%にはならないと考えています。大人になって、胃潰瘍や十二指腸潰瘍になる方、頻回に胃が痛いなど調子が悪い方は、ピロリ菌感染の可能性がありますので、検査をお勧めします。

近年は上下水道が整備されましたので、井戸水を使用することはなくなりましたが、井戸水を使用していた時代には、ピロリ菌感染が多かったと言われています。

ピロリ菌の感染が疑われる患者さんには、尿素呼気検査や迅速ウレアーゼ検査など患者さんに一人ひとりに合った検査方法で確認させていただきます。

検査 正診率 検査内容・方法
尿素呼気試験 感度
99-100%
容器に2回息を吐いて、呼気を調べる検査です。ピロリ菌の持っているウレアーゼという酵素が胃内の尿素を二酸化炭素とアンモニアに分解することを利用して、二酸化炭素の増加を測定する方法です。患者さんの負担も少なく、30分ほどで終わる簡単な検査です。
便中H. pylori
抗原検査
感度
98-100%
便中のピロリ菌を調べる方法です。便中H. pylori抗原検査は、患者さんの負担も少ないため小さなお子さんでも検査を行うことが可能です。ピロリ菌に対する抗体が、生きた菌だけではなく死菌などもH. pylori抗原として認識することが可能なため、除菌判定において信頼度の高い検査です。
迅速ウレアーゼ試験 85-95% ピロリ菌は胃の中で生きていくために、尿素をアンモニアに変える「ウレアーゼ」という酵素を出しています。検査方法としては、pH指示薬の色がその「ウレアーゼ」という酵素の働きで変わるかどうかを見て判断致します。安価で検査時間が短いですが、除菌治療直後ですと他の検査方法と比較すると、不正確になります。
培養法 検体による 内視鏡の際に胃粘膜の一部を採取して、その組織から菌を分離培養することで、ピロリ菌がいるかどうかを確認します。培養法は、菌株を純培養し入手できるため、薬剤感受性 (MIC) 測定や遺伝子診断など他の検査に使用することもできます。また、検査結果が出るまでに5日前後かかります。

治療方法

内服

胃酸の分泌を抑える薬と抗菌薬を1日2回、7日間服用していただきます。
内服後2ヶ月くらい経ってから、ピロリ菌が除菌できたかどうか、もう一度検査を行います。
内服による治療のピロリ菌除菌成功率は90%以上だと言われています。
また、1回目の内服で除菌ができていなかった場合は、薬を変更して2回目の除菌治療を行います。
2回目の除菌治療は保険の適用が認められています。

リスク・副作用

  • 下痢、蕁麻疹、悪心嘔吐、味覚異常などが起こる場合があります。
  • 逆流性食道炎のため胸焼け症状や食欲増加により糖尿病が悪化する可能性があります。

よくあるご質問

Q

ピロリ菌にはどのように感染しているのでしょうか?

ピロリ菌の感染経路は、はっきりとわかっておりません。
ですが、経口感染であると言われています。例えば、井戸水などの消毒されていない水や不衛生な生ものなどが感染経路の1つとして考えられます。また、喫煙者の除菌成功率が低いため、喫煙習慣も関与している可能性があります。

Q

どのような人が感染しやすいですか?

成人している人の感染はほとんどなく、主に5歳以下の小さなお子さんが感染しています。
理由としては、小さなお子さんの胃の中は酸性が弱く、ピロリ菌が生きのびやすいからです。そのため、親から子への食べ物の口移しは注意が必要です。